北海道新幹線の青函トンネル区間に「青春１８きっぷ」(＋オプション券）で乗れる！

乗り鉄の注目が集まっていた
青函トンネルの「特例」

　JRグループは2016年1月5日（火）、
「青春18きっぷ」でも「オプション券」を購入すれば、
北海道新幹線に一部区間で乗車できるようにする
と発表しました。

（乗り物ニュース　１月５日）

「青春１８きっぷ」とは

「青春18きっぷ」は
JR全線の普通・快速列車（普通車自由席）
とBRT（バス高速輸送システム）、
JR西日本宮島フェリー
へ自由に乗降できるきっぷで、
5日（5人）分で1万1850円で購入できます。
（発売及び利用期間の制限あり）

1人で5日、また5人で1日などでも使用でき、
時間をかければ安価に長距離移動が可能なため、
列車に乗るのが好きな“乗り鉄”のほか、
グループ旅行などにも広く利用されています。

原則として特急列車や新幹線には乗車できません。

青函トンネルとは

１９８８年開通
青函連絡船に代わり、
利用が開始されました。

本州（青森県）と北海道を結ぶ
ＪＲ北海道の鉄道トンネルで、
津軽海峡の海底下１００mを通り、
全長が５３．９mあります。

青函トンネルを含む区間は
津軽海峡線となっており、
新幹線規格で建設されいます。

青函トンネル内は新幹線開業後も
貨物列車が引き続き利用するため、
３線軌条（レールが３本：広軌と狭軌用）
の区間となります。

開通当初は快速「海峡」での運転が行われていたましたが、
２００２年に東北新幹線八戸開業伴い
特急・急行列車のみとなりましたので、
現在普通列車は走っていません。

このため、津軽海峡線の青函トンネル区間に限り、
「青春18きっぷ」で特急に乗れる特例があります。

北海道新幹線とは

新青森〜新函館北斗を結ぶ路線で、
２０１６年３月２６日（土）の北海道新幹線
が新青森〜新函館北斗間で開業
JR北海道が運営し、
東北新幹線も東京〜新函館北斗が一体的に運営されます。

また、２０３１年には、新函館北斗〜札幌間の路線が
開業する予定となっています。

２０１６年３月２６日（土）の
北海道新幹線開業に伴い
青函トンネル区間を走る旅客列車は
新幹線だけになります。

そこで今回の北海道新幹線の開業に伴い、
特例として2300円（大人・子ども同額）で
「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」
を買うことにより、
北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅〜木古内間駅に
片道一回（普通車の空いている席に）
乗車することができるとのことです。



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