京都御所が土日祝日公開へ (part1) [観光]
宮内庁京都事務所は20日、京都御所(京都市上京区)
の通年公開の期間を26日から広げ、土日祝日も公開すると発表した。
京都市内の仙洞御所(上京区)、桂離宮(西京区)、修学院離宮(左京区)
も、8月10日から土日祝日に参観できるようになるようです。
御所はこれまで、平日と一部土曜に公開されている。
26日からは春と秋の一般公開以外に必要だった事前の申し込みが不要となり、
公開時間は午前9時から午後5時まで。
清所門から入退場し、秋以降は日本語と英語の無料のガイドツアーを開催する予定とのこと。
(京都新聞Webの概要 7月20日)
京都御所
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京都御所について教えてください
京都御所は、その古来の内裏の形態を今日に保存している由緒あるもので、
現在のものは安政2年(1855年)の造営です。
紫宸殿を始めとし、清涼殿、小御所、御学問所、御常御殿など
平安時代以降の建築様式の移りかわりをつぶさに見ることができます。
14世紀から明治2年(1869年)までの間の「内裏(禁裏)」、
すなわち歴代天皇が居住し儀式・公務を執り行った場所であり、
現在は宮内庁京都事務所が管理しています。
現在の京都御所は、もと里内裏(内裏が火災で焼失した場合などに設けられた
臨時の内裏)の一つであった土御門東洞院殿の地です。
南北朝時代(14世紀半ば)から北朝側の内裏の所在地として定着し、
明徳3年(1392年)の南北朝の合一以後、ここが正式の皇居となって
明治2年(1869年)、明治天皇の東京行幸時まで存続しました。
たびたび火災にあい現在の建物は安政2 (1855) 年の造営であるが,
規模,形式は寛政2 (1790) 年造営のものをそのまま復元。
京都御所のある京都御苑について教えてください
京都御苑は、京都御所、仙洞御所を囲む面積約65haの公園で、
いつでも自由に入ることができます。
東西約700m、南北約1,300mの広大な敷地は、
江戸時代には二百もの宮家や公家の邸宅が立ち並んでいた場所でした。.
明治になって都が東京に移った後、これらの邸宅が取り除かれて、
皇宮付属地として整備された所が、戦後、国民公園として開放されたものです。
外周を石積み土塁で囲まれ、9ヶ所の御門と6ヶ所の切り通しから入る苑内には、
御所をはじめ九条池や拾翠亭などの歴史的遺構、
母と子の森や出水の小川などの自然とのふれあいの場、テニスコート、
グランドなどの運動施設などがあります。.
約5万本といわれる樹木が生育し、
御所周辺の由緒ある景観を維持する庭園としての機能はもちろん、
散策や休養、自然や歴史とのふれあい、スポーツなど、
古都京都の中心部に位置する広大な緑の空間として重要な役割を担っています。
国民公園とはどのようなものですか
国民公園とは、環境省が管理する公園の一つです。
国が設置・管理する公園で、都市公園・自然公園以外のものを指します。
旧皇室苑地である皇居外苑・新宿御苑・京都御苑
の3箇所が国民公園です。
維持及び管理は、環境省自然環境局に置かれる
国民公園管理事務所が行います。
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