福岡県:宗像大社の沖津宮現地代祭 [観光]
福岡県宗像市の沖ノ島で27日、
宗像大社の沖津宮現地大祭があったそうです。
普段は人が入れない沖ノ島に220人
が上陸して現地大祭が行われたそうです。
日露戦争の日本海海戦(1905年)が
島の近海であり、日本の勝利を記念して
本土の宗像大社で祭りが始まった。
58年から沖津宮のある沖ノ島で、
日露の戦没者も慰霊する
現地大祭が行われるようになった。
沖ノ島では古代から、朝鮮半島などとの交流の成功や
航海安全を祈って国家的祭祀(さいし)が行われた。
遺跡から8万点に上る国宝が出土。
「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」
として世界遺産登録を目指す。
(朝日新聞デジタルの記事の概要)
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イコモスとはどのような組織ですか
イコモスとは、国際記念物遺跡会議
(ICOMOS/ International
Council on Monuments and Sites)
のことで、文化遺産保護に関わる
国際的な非政府組織(NGO)です。
1964年にユネスコの支援を受けヴェニスで開かれた
第2回歴史記念建造物関係建築家技術者国際会議で、
記念物と遺跡の保存と修復に関する国際憲章
(一般にはヴェニス憲章の名で知られています)
が採択されました。
これを受け1965年にイコモスが設立されました。
沖の島について教えてください
沖ノ島(おきのしま)は、福岡県宗像市(むなかたし>に属する、
九州本土から約60キロメートル離れた玄界灘の真っ只中
に浮かぶ周囲4キロメートルの孤島であり、
宗像大社の神領(御神体島)で、
沖津宮(おきつぐう)が鎮座します。
「神の島」と呼ばれ、島全体が宗像大社沖津宮
の御神体で、今でも女人禁制の伝統を守っています。
また、男性でも一般人は毎年5月27日以外の上陸は
基本的に認められず、その数も200人程度
に制限されています。
山の中腹には宗像大社沖津宮社殿があり、
宗像三女神の田心姫神(たごりひめのかみ)
をまつっています。
無人島ですが、現在は沖津宮の神職が
10日交代で派遣され、常時滞在しています。
この沖津宮は島の南西部、標高75~85m付近で
巨石群が密集する黄金谷と呼ばれる場所に鎮座しています。
石積み基壇上に木造銅板葺き屋根の神明造社殿が建っています。
この社殿は17世紀半ばに建立されたもので、
それ以前には社殿がない状態で(自然の聖地)、
長らく自然崇拝の形式(古神道)を保っていました。
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神明造
沖ノ島 マップ
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2017-05-31 06:49
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