藤ノ木古墳の石室内を一般公開 [観光]
斑鳩町教育委員会は、4月29、30の2日間、同町法隆寺西2丁目の
史跡・藤ノ木古墳(6世紀後半)の春季石室特別公開を行いまいた。
平成20年度から、春と秋の年2回の計4日間の日程で実施しています。
2017年5月1日 奈良新聞の記事の概要
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藤ノ木古墳について教えてください
藤ノ木古墳(ふじのきこふん)は
奈良県生駒郡斑鳩町にある古墳(円墳)。
「藤ノ木」の名称は所在地の字名に由来しますが、
法隆寺関係の古文書・古記録によれば、かつては
「ミササキ」「陵山」(みささぎや)などと
呼ばれていたようです。
玄室内から大量に出土した土師器、
須恵器の年代から古墳時代後期、
6世紀第4四半期の円墳であると推定されています。
この時期に畿内では前方後円墳の造営が
終わりに近づいていた時代です。
この古墳は法隆寺西院伽藍の
西方約350メートルに位置します。
現在は周辺が公園として整備され、
説明板なども多数設置されており、
法隆寺周辺の観光スポットとなっています。
また、古墳から南へ200メートルほど行くと、
ガイダンス施設の斑鳩文化財センターがあり、
主な出土品のレプリカが展示されています。
奈良県立橿原考古学研究所では出土した馬具を
3Dプリンターで復元し一部は
一般でも触れることができます。
藤ノ木古墳周辺マップ
(「Google」をクリック)
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