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京都・伏見区の川に舞うホタル [自然]

自然.jpg


京都市伏見区東高瀬川は、
10年前の近くのトンネル工事に伴い
水量が増加しました。

地元の住民は清掃活動を始め、
昨年はホタルのえさとなる稚貝を放し、
今年6月10日ホタルを放つことが
できるようになったそうです。


(京都新聞Webの記事の概要です)


伏見区砂川学区周辺(東高瀬川周辺)




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ホタルについて教えてください

おもに熱帯から温帯の多雨地域に分布しています。

幼虫時代を水中ですごす水生ホタル
陸上の湿地ですごす陸生ホタルがいます。

日本で「ホタル」といえば、本州以南の日本各地に分布し、
5月から6月にかけて孵化するゲンジボタルを指すことが多いようです。

日本ではこのゲンジボタルが親しまれていていますが、
実際には遥かに多様な種がいます。

国内には約40種が知られますが、熱帯を主な分布域とするだけに、
本土より南西諸島により多くの種がいます。

ホタル幼虫の時代にはほとんどの種類が発光します。

成虫発光する種は夜行性の種が大半を占め、
昼行性の種の成虫の多くの種はまず発光しません。

ゲンジボタルについて教えてください

ゲンジボタルの成虫は夜に活動するが、
発光によって他の個体と通信をはかり、
出会ったオスとメスは交尾をおこないます。

交尾を終えたメスは川岸の木や石
に生えたコケの中に産卵します。

卵の中で発生が進むと、
の中で幼虫発光を始めます。
になると幼虫が孵化します。

幼虫はすぐに川の中へ入り、清流の流れのゆるい所で
カワニナを食べながら成長します。

を経て翌年のになる頃には、
幼虫は体長2-3cmほどに成長し、
成虫よりも大きくなります。

になって充分に成長した幼虫は
雨の日の夜に川岸に上陸します。

川岸のやわらかい土にもぐりこみ、
周囲の泥を固めてを作り、
その中で(さなぎ)になります。

成虫5月から6月にかけて発生します。
は深い草陰で休んでいて、に活動します。
成虫になると水分を摂取するのみで、
活動や産卵は幼虫時代に摂った
栄養分でおこないます。

成虫の期間は2-3週間ほどしかありません。

本州四国九州と周囲の島に分布し、
水がきれいな川に生息します。

5月から6月にかけて発生してたゲンジボタル
オスは川の上空を飛び回りながら、
メスは川辺の草の上などに止まって発光します。

平家打倒の夢破れ、無念の最期を遂げた源頼政の思いが
夜空に高く飛び舞うホタルにたとえられたようで、
源頼政の亡霊になりホタルとなって戦うと言う伝説があり、
源氏ボタル」の名前もここに由来しています。

夜に川辺で発光するゲンジボタル
初夏の風物詩として人気があります。



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