近江八幡のハナショウブ [植物]
滋賀県近江八幡市の八幡堀で
ハナショウブが咲き始めているとのことです。
市が30年前に八幡堀の400メートルの両岸に
ハナショウブを植えました。
現在、約2千株のうち
200株ほどが見頃を迎えています。
6月11日には市民グループが
「花しょうぶ茶会」を開くそうです。
(京都新聞 Webの記事の概要です)
八幡堀周辺
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ハナショウブについて教えてください
ハナショウブ(花菖蒲)は
アヤメ科アヤメ属の多年草です。
アヤメ類の総称としてハナショウブを
アヤメと呼ぶことも多く、
間違いにはあたらないそうです
(あやめ園、あやめ祭りなど)。
その一方で「ショウブ」と呼称することもあるが、
菖蒲湯等に使われるショウブは、
ショウブ科に分類される別種の植物です。
ハナショウブは6月ごろに花を咲かせ、
花の色は、白、桃、紫、青、黄など多数あります。
古くからの園芸植物で、系統を大別すると、
品種数が豊富な江戸系、
室内鑑賞向きに発展してきた伊勢系と肥後系、
原種の特徴を強く残す長井系(長井古種)の
4系統に分類できるそうです。
「いずれがアヤメかカキツバタ」
という慣用句がありますね。
どれも素晴らしく優劣は付け難い
という意味ですが、見分けがつきがたい
という意味にも用いられます。
アヤメとショウブは
どちらも漢字で書くと「菖蒲」です。
混同しやすいのでまとめると
・ショウブ(菖蒲)…ショウブ科
・アヤメ(菖蒲)…アヤメ科
・ハナショウブ(花菖蒲)…アヤメ科
・カキツバタ(杜若)…アヤメ科
【アヤメ】 陸上の乾燥地に生育します。
【ハナショウブ】陸から水辺の半乾燥~水湿地に生育します。
かきつばたに比べ乾燥地に生育できます。
【カキツバタ】水湿地に生育します。
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ハナショウブ
アヤメ
カキツバタ
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