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里山とビオトープ [エンタメ]

6月10日の記事の続きです。

(⇒6月10日の記事:滋賀・甲賀で「ササユリ週間」へ)


里山について教えてください

里山(さとやま)とは、集落、
人里に隣接した結果、人間の影響
を受けた生態系が存在する山をいいます。

奥山に対して人家の近くにある山をいうが,
厳格な定義はありません。

このように里山は集落の周辺の山,
田や畑に接続する山を意味し,
村落での生活の燃料採取の場であり,
田畑の肥料の給源でした。

また、平地農村、都市近郊
に存在した元薪炭林のことで、
1960年(昭和35)ごろまで家庭用エネルギー
(薪(まき)や木炭)、農業資材(緑肥)、
住宅資材(屋根を葺(ふ)く萱(かや))など、
生活に必要な資材を生産するための、
村の周辺に入会(いりあい)林野
個人の森林ともいえます。

しかし、日本経済の発展に伴い、
石油化学肥料が利用されるようになると、
この林野が利用されなくなり、放置されました。

1970年代以降、これらの林野が住宅や
レジャーランドゴルフ場などとして
大規模に開発されるようになり、
これに反対する自然保護運動、
トラスト運動がおこり、開発と保全
が争点となりました。

その後、こうした林野は広く
里山」とよばれるようになり、
環境林風景林として維持するほか、
生物の多様性を確保するビオトープ
の場所とするなど、新しい利用と
管理が模索されることとなりました。

さらに、2000年(平成12)
循環型社会形成推進基本法の制定後、
木質バイオマスが再生可能エネルギー
の一つとして広く認識されるようになり、
里山チップ木質ペレットなどの
エネルギー供給地として再評価する
気運が高まっています。

ビオトープについて教えてください

ビオトープは、生物群集の 生息空間
を示す言葉です。

日本語に訳す場合は生物空間
生物生息空間とされます。

生物が住みやすいように環境を改変
することを指すこともあります。

ビオトープの本来の意味は
野生生物の生息する空間」だが、
ことばをかえていえば、生態系として
とらえることの可能な最小の
地理的単位です。

日本では、主にガーデニング
の分野において、水辺の生態系
を人工的に再現した場所
のことを意味します。

アクアリウムとの違いは、
生き物を飼育するというよりも、
生態系の観察に趣をおくところにあります。

外部から自然に訪れるトンボ
アメンボマツモムシなどの
水生昆虫野鳥ビオトープの一部です。

1970年代の後半からドイツで、
庭園公園河川敷などに、湿地
草地などをつくり、野生生物
を呼び戻そうという活動がさかんになり、
これがビオトープへの関心を高めました。



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 里山のイメージ

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