東京都議会選挙が始まる [生活]
「東京都議会選挙 告示6月23日 投票7月2日(日)」
さて、東京都議会選挙の選挙運動
が始まりましたね。
世の中がいろいろと騒がしくなり、
また東京オリンピックを控え、
とても大変な時期になってきている気がします。
ニュースを見ていると、築地市場の
豊洲への移転問題が大問題として
とりあげられています。
まあ、世の中は少しづつ変わっていくようですが、
がんばっていい社会になってほしいものです。
今日は話題の築地市場について
レポートしたいと思います。
豊洲市場 マップ
(「Google」をクリック)
築地市場
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築地市場とはどのようなところですか?
築地市場は、東京都中央区築地
にある公設の卸売市場です。
東京都内に11か所ある
東京都中央卸売市場のひとつであり、
その規模は取引額で日本・世界最大で、
日本の代表的な卸売市場です。
現在築地市場で取り扱う品目は水産物
(取扱量日本最大)のほか、
青果・鳥卵・漬物・各種加工品
(豆腐・もやし・冷凍食品等)があります。
中央卸売市場である築地市場では、
開設者である東京都の管理監督のもと、
水産部7社、青果部3社の
民間卸売会社が営業しています。
そもそも築地市場は、日本橋にあった魚市場と
京橋にあった青果市場が移転し、
昭和10年(1935年)に開場しました。
その後、戦後の復興、昭和30年代から
昭和50年代にかけて施設の整備拡充
を図りました。
昭和60年代に入り、施設の老朽化・過密化
が著しくなったため、築地市場の
再整備事業を推進することとなりました。
しかし、工期、建設コスト、基幹市場
としての機能維持の視点から見直し
を行うことし、「現在地再整備」と
「移転整備」を比較検討の結果、
平成11年(1999年)、移転整備へと
方向転換することになりました。
その後、平成13年(2001年)には
豊洲への移転が決定されています。
というのも、この築地市場、当初、列車輸送
が想定されていたためトラック駐車スペースは
とても狭いものでした。
昔はこの築地市場へ搬入のために
国鉄東京市場駅が存在し、これを利用して
鮮魚貨物列車などで輸送していいました。
しかし生鮮食品でも貨物運送が貨物列車から
トラックに徐々に移行し、その影響で
冷凍車や活魚車などの貨物列車が廃止され、
駅自体も廃止されました。
時代の流れを感じますね。
ところで、現在の築地市場に視点を向けてみると、
築地市場の扱う生鮮品の良さや
食堂棟のグルメがマスコミに
頻繁に取り上げられるようになりました。
また、築地市場の売り上げの減少により
業者以外の入場規制の解除を行い
観光客の誘致を働きかけるようになり、
一般の見学客や購買客が
大勢訪れるようになっています。
現在は東京の観光ガイド本だけではなく、
外国人向けガイドブックにも築地が
取り上げられ、日本の観光地の一つ
となっています。
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