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NHKのど自慢 鹿児島県南九州市から(Part2) [地理]

茶摘.png

前回の続きです。

⇒(Part1)の記事はこちら


知覧茶について教えてください

知覧(ちらん)茶は、鹿児島県南九州市
で栽培されている緑茶の総称またはその
ブランド名です。

南九州市は日本の市町村単位では生産量第1位
緑茶産地です。

全体として温暖日照条件に恵まれ、桜島
噴火による火山灰によりシラス台地と呼ばれる
大地が形成されています。

火山灰水はけがよく稲作には不向きなので、
サツマイモお茶の栽培が行われているのです。

町内北部は山間であるため低コスト生産は難しい
ものの寒暖差を生かした上級茶生産が行われて
おり、一方、中南部地区では平坦な地形を利用
した大型の機械化により、効率化された生産が
進められています。

お茶の本格的な栽培は明治元年に島津氏の傍流
でこの地を治めていた佐多島津氏から払い下げ
られた山野を明治5年に村民が開墾したのが
始まりです。

その後設立された茶業組合を中心に技術者の
招聘や宇治茶の製法習得、緑茶製造所の設置
が進められ、生産拡大が進みました。

町が緑茶基幹作物に指定したこともあり、
現在では国内有数の緑茶産地となっています。

南九州市は2017年度の新茶より同市産のお茶
(知覧茶、川辺茶、頴娃茶)をすべて知覧茶
と呼称して販売をはじめました。

県別に見るとお茶の生産は、静岡県が第一位
(31,800t)鹿児島県が第二位
(22,700t)となっています。

鹿児島県は全国の2割に相当します。

知覧は地名で、2007年に合併により成立
した南九州市知覧町のことです。

武家屋敷が残っていて、薩摩の小京都と呼ばれ
ています。

1941年町内に陸軍知覧飛行場が完成しました。

その後、太平洋戦争末期の沖縄戦では、この
知覧飛行場は本土最南端の特別攻撃隊の出撃地
となりました。

     旧知覧飛行場付近

(「Google」をクリック)





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